プライオリティパスの注意点

■プライオリティパスのランクに注意せよ

クレジットカードに付帯されているサービスとして嬉しいものがプライオリティパスですよね。こちらは特に海外に出向くかたには人気のものであり、プライオリティパス社が提供する世界中の1000近い空港ラウンジを利用できるようになる会員権のことを指しています。この会員権は本来は有料であるのですが、クレジットカードに年会費無料で付帯されていることがあるので注目が高まっているのです。

しかし、クレジットカードにプライオリティパスが付帯されているからといってそれだけで安心してはいけません。海外の空港を非常に多く利用するのであれば気をつけておかなければならないことがあります。それはプライオリティパスと言っても実は会員の種類が3つに分かれてしまうということなのです。それぞれの会員については他で紹介してますので簡単に紹介しますが年会費が安くて毎回の使用料金が必要となるスタンダード会員、年会費が多少高いが年間10回までは使用料金が不要なスタンダードプラス会員、年会費は高額であるが毎回の利用料金は発生しないプレステージ会員です。海外での乗り継ぎなどを多用しない場合はスタンダードプラスでも十分に利用可能だと思いますが、年間での空港ラウンジ利用回数が16回を超えるような場合にはプレステージ会員がお得となる計算です。
クレジットカードとプライオリティパスの関連について注意すべき点はこの会員がスタンダードプラスであるか、プレステージであるかを確認しておくというところに終始します。もし、海外での空港ラウンジの利用を16回以上考えてクレジットカードを持つのであればプレステージ会員が手に入るクレジットカードを利用しなければプライオリティパスを持っていようとも11回目からは自腹となってしまいます。厳密にはプライオリティパスを持っていなければ利用することも出来ませんが。

さて、クレジットカードに付帯されているプライオリティパスにはどのようなものがあるのでしょうか。それぞれの会員種別ごとに有名なものをご紹介したいと思います。
■スタンダード会員
・アメリカンエキスプレスカード
こちらは追加費用なしでプライオリティパスを手に入れることの出来るクレジットカードです。基本的にプライオリティパスはゴールドカード以上に付帯されていることが多いのすが、アメリカンエキスプレスに関しては一般カードに分類されるグリーンカードにもプライオリティパスが付帯されている珍しいケースとなっています。

■プレステージ会員
・楽天プレミアムカード
こちらは年会費1万円のクレジットカードでありながらプライオリティパスのプレステージ会員が付帯されています。プライオリティパスの年会費は日本円で45000円程度しますので、プライオリティパスを利用するだけでも非常にお得です。

■プライオリティパスのFAQ

クレジットカードに付帯されているプライオリティパスについて疑問をお持ちの方も多いと思います。実際私もプライオリティパスを取得して海外の出張などに利用するまでどのように利用すれば良いのかよく分かっていない部分も多々ありました。ただ、最近はこういった経験が逆に他の方の質問に答えれるような知識として蓄積されています。この知識を今回はよくある質問として皆さんにも共有しておきたいと思います。

■対象の空港ラウンジはどれ?
これが最も多い質問です。空港ラウンジが利用できると言えども、国際空港は基本的にどこも大きく数多くの空港ラウンジが用意されています。当たり前ではありますがプライオリティパスといえども全ての空港ラウンジが利用できるわけではありません。
空港ラウンジはクレジットカードと提携して利用できるもの、航空会社が用意しているもの(これは航空会社が発行するクレジットカードを所有していれば利用できることも多いですのでクレジットカードと提携ともいえます)、そしてプライオリティパス社が提携しているものに分かれます。
プライオリティパスが利用できるのは最後のプライオリティパス社が提携している空港ラウンジだけです。そしてこのプライオリティパス社が提携している空港ラウンジは航空会社やクレジットカード会社が提供しているラウンジが多いですので場合によっては利用条件が被ってしまうことがあるでしょう。プライオリティパス社独自のラウンジというのはありませんので注意してください。

■家族や同伴者も使えるの?
これもよくある質問の一つです。本人はプライオリティパスを持っているものの家族や同伴者はプライオリティパスを持っていないという状況は往々にして考えられるものでしょう。プライオリティパスは同伴者についても利用することが可能とはなっていますがこちらは基本的に利用料が必要です。
利用料は基本的には一律27米ドルに設定されており年齢や性別によって料金が変わるということはありません。ただ、利用しているクレジットカードによっては家族や同伴者までも1名であれば無料で利用できるプライオリティパスを発行しているところもあります。例を出してみるとアメリカン・エキスプレス・プラチナ・カードやANAアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードがありますね。どちらも年会費が高額なクレジットカードではありますが、総合的に利用価値は高いクレジットカードですので利用してみるのは悪くないでしょう。

■MUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード

最も安い年会費でプラチナカードが持てると人気が高いのがMUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードです。学生を除く20代から申し込み可能なプラチナカードとなっており、年会費も安く入会のハードルも他のプラチナカードに比べると非常に低いものとなっています。もちろん、年会費は安くともプラチナカードですのでコンシェルジュサービスなど独自のサービスが充実していることには変わりありません。

基本的な情報としては次のようになっています。
国際ブランド:アメリカン・エキスプレス
年会費:20000円+税(条件を満たせば17000円+税)
旅行傷害保険:海外1億円
プライオリティパスのランク:プレステージ会員

なんといっても魅力は冒頭でも述べましたがこの価格帯でプラチナカードが手に入るということでしょう。プラチナカードには多くの場合プライオリティパスのプレステージ会員が付帯されてきますしこのクレジットカードも例外ではありません。年会費2万円程度でプラチナカードが手に入り、さらにプライオリティパスが手に入るのであれば利用しない理由はないでしょう。
確かにプラチナカードということもあり審査に関しては他のクレジットカードに比べると多少厳しいものがあります。しかし20代から申し込みを受け付けていることからも分かるように、安定した収入があれば発行も難しくはないクレジットカードだと考えることが出来るでしょう。
クレジットカードとしてはプラチナカードということで保険が全般的に充実していることがおすすめとなっています。旅行傷害保険に関しては安心の1億円まで補償金額が設定されていますし、この他にも渡航便支援保険も用意されています。こちらは何かしらの理由によって飛行機が遅延してしまった場合に必要となる実費の一部を補償してくれるというもので短時間のフライトであればLCCなどの比較的遅延が発生しやすい航空機を利用されている方には人気のものとなっています。また他のクレジットカードにはあまり無い保険として犯罪被害傷害保険と呼ばれる暴漢やひき逃げにあってしまった場合の保険も用意されています。
MUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードは年会費が安く設定されているにも関わらず、家族カードに対してもプライオリティパスを発行してくれるクレジットカードでもあります。プライオリティパスは基本的に本会員にしか発行されないことが多いのですがこちらでは家族も利用できるので魅力的です。

■楽天プレミアムカード

クレジットカードを利用してプライオリティパスを手に入れるのであれば最も低価格なクレジットカードはこちらの楽天プレミアムカードです。楽天カードといえばプライオリティパスに限らずそもそも人気の高いクレジットカードのシリーズとなっていますし、いったいどのようなお得さが用意されているのでしょうか。

まず基本的な情報としては次のようになっています。
国際ブランド:VISA/MasterCard/JCB
年会費:10000円+税
旅行傷害保険:海外5000万円
プライオリティパスのランク:プレステージ会員

この年会費1万円ながらプライオリティパスはプレステージ会員というのが何よりも楽天プレミアムカードの注目ポイントとなっています。ゴールドカードとして年会費1万円というのは相場ではありますが、ゴールドカードにプライオリティパスのプレステージが付帯されているというのは珍しいものとなっています。ましてや楽天プレミアムカードというのはインビテーション式では無く自分から申し込みができるタイプのクレジットカードです。そのためプライオリティパスを手に入れたいと思うのならば自分で申し込んでみることが出来るのですね。
プライオリティパスが手に入れたくとも自分で申し込みが出来るゴールドカードというのは他にあまりありません。楽天プレミアムカードは比較的ゴールドカードの中でも発行されやすいものとなっていますし、プライオリティパスが一番の目的であるのであれば申し込んで見る価値は高いクレジットカードと言えるでしょう。また、空港ラウンジとしてはプライオリティパス以外にも国内の28空港のラウンジと仁川・ホノルル空港のラウンジがクレジットカードの提示によって利用できるようになっています。これだけ利用できてプライオリティパスのプレステージ会員も用意されていれば空港のラウンジの面では困らないクレジットカードと言えるでしょう。
また自動付帯は4000万円ですが最大で5000万円までの海外傷害保険が付帯されているのも嬉しいポイントです。プライオリティパスを利用するということは大半は海外に何かしらの理由で出向かれる方が多いでしょう。海外旅行保険は短期間であっても個別に入ると金額がかさんでしまうものとなっています。そのためゴールドカードの付帯特典としてこの旅行傷害保険があるのもメリットでしょう。最高で5000万円まで補償されればひとまず困りはしないと思います。

■セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード

法人カードといったビジネス向けとしてプライオリティパスが利用できるクレジットカードを持っていおきたいのであればこちらのクレジットカードがおすすめです。セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードはビジネス利用を主な億的とした法人や個人事業主向けのクレジットカードなのですが年会費無料でプライオリティパスも利用できるお得なクレジットカードとなっています。

基本的な情報としては次のようになっています。
国際ブランド:アメリカン・エキスプレス
年会費:20000円+税
旅行傷害保険:海外1億円
プライオリティパスのランク:プレステージ会員

ビジネスカードということを考えても年会費が安く抑えられているのがこちらのクレジットカードです。仮にアメリカン・エキスプレスのプラチナカードをプロパーカードで所有しようとすると約13万円の年会費が必要となってしまいます。大雑把に計算しても6倍程度違いますのでいかにお得かということが伝わりますよね。プロパーカードのアメリカン・エキスプレス プラチナにももちろんプラチナカードのプレステージ会員が付帯されているのですが、こちらのセゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードにもプレステージのプレステージ会員が付帯されています。
またプラチナカードとしてクレジットカード会社独自のサービスも数多く用意されています。例えば他の空港ラウンジが利用できたりアメリカン・エキスプレスらしく海外でのトラブルなどに対応してくれるアメリカン・エキスプレス・トラベル・サービス・オフィスというサービスが用意されています。また通常は2万円必要となる年会費も所定の金額以上利用すると半額の1万円となるサービスも用意さており、使えば使うほどお得なビジネスカードといった印象を受けるものに仕上がっています。

プライオリティパスを利用して海外に出向くことを校了しているのかプラチナカードらしく海外旅行傷害保険に関しても最高1億円が設定されています。もちろんプラチナカードですので海外旅行傷害保険は自動付帯であり安心感を高めてくれるクレジットカードに違いありません。

ビジネスカードではプライオリティパスは手に入らないのではないかと考えている人も多いのでは無いかと個人的には思っています。確かに法人カードは法人に特化したサービスが多くプライオリティパスのように個人で利用するサービスはそこまで充実していないこともあります。しかしセゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードを利用すればビジネスカードであってもプライオリティパスが手に入りますのでおすすめです。