プライオリティパスに申し込むまえに覚えておくべきこと

■プライオリティパスの必要性

空港ラウンジを利用する方法としてはクレジットカードを利用する方法、ビジネスクラス以上のチケットを利用する方法、プライオリティパスを利用する方法の大まかに分けて3つの方法が用意されています。このそれぞれの方法についてメリットとデメリットがあります。今回は空港ラウンジといえばプライオリティパスという状態で他の方法であればどのような差があるのかをご紹介したいと思います。

■クレジットカードの利用
クレジットカードにも空屋ラウンジを利用するための権利が付帯されていることがあります。このクレジットカードによって利用できる空港ラウンジはカードラウンジと呼ばれるものであり保安検査場よりも外側にあることが多いです。日本であればゴールドカード以上を所有していれば利用可能であることが大半であり、日本におけるハードルは低いものとなっています。
ただ、この方法では利用できる空港の大半が日本に限られてしまいます。一部ダイナースクラブのようなクレジットカードであっても世界中の空港ラウンジが利用できるようなものもありますが、基本的には日本の空港に限られてしまうのがクレジットカード利用時の問題点となってしまいます。

■フライトチケットの利用
これはビジネスクラス以上のフライトチケットを提示すれば空港ラウンジを利用できるものです。このラウンジはカードラウンジとは異なっており、ビジネスクラスを利用するような方がくつろげるような高級感ある空間となっていることが大半です。食事やアルコールなどが提供されていることも多く、乗り継ぎなどの時間もゆっくりと過ごすことが出来ます。
空港ラウンジとしては良いものなのですが問題点としてはビジネスクラスのチケットを購入しなければならないことです。正直言ってエコノミークラスとは比にならないほど高いです。それだけの支払いが出来なければこの方法は難しくなっています。

■プライオリティパスの利用
これが世界的に見ると無難な方法でしょう。プライオリティパスを所有することによってプライオリティパス社が提携しているカードラウンジやビジネスラウンジを利用できるようになります。日本国内においてはクレジットカードの利用で空港ラウンジを利用したほう利便性が高いことが多いですが、世界的に見るとプライオリティパスを利用して空港ラウンジを利用することのほうが利便性は高くなっています。クレジットカードの付帯特典としてプライオリティパスを取得しておくと費用も抑えられて嬉しいですね。

■プライオリティパスの基礎

クレジットカードに付帯されていることによって知名度が上がってきたプライオリティパスですが、まだまだどのようなものか実態が掴めていない方も多いのではないかと思います。なんとなくプライオリティパスといえば高級なものと認識している方も多いように感じますし、今回はどのようなものであるのかを簡単にご説明しておきたいと思います。

■プライオリティパスって何?
まずプライオリティパスという名称ですがこれは会社の名前でもありサービスの名前でもあります。一般的にプライオリティパスといえばサービスの名前を指している事が多いのですが、こnプライオリティパスというサービスを提供しているのがプライオリティパス社という会社ですので本来は両方を指している言葉と言えるでしょう。
このプライオリティパス社は空屋ラウンジを利用する会員権を提供するサービスを行っています。プライオリティパスに入会することによって本来は利用することが出来ない空港ラウンジを利用することが出来るようになるのですね。この利用可能となる空港ラウンジがビジネスラウンジと呼ばれる高級なものが多いですのでプライオリティパス=高級なものとの認識が生まれているのかもしれません。

■プライオリティパスの種類
プライオリティパスには実は会員の種類が存在しています。クレジットカードに付帯されているプライオリティパスも利用するクレジットカードによって異なったものとなっており、その点は注意しないといけない部分となっています。会員の種類については以下のものがあります。
・スタンダード会員:年会費99ドル 毎回の空港ラウンジ利用料が27ドル必要
・スタンダード プラス会員:年会費249ドル 毎回の空港ラウンジ利用料は10回まで無料、それ以降は27ドル必要
・プレステージ会員:年会費399ドル 毎回の空港ラウンジ利用料は全て無料
クレジットカードに付帯されてくるプライオリティパスの中ではスタンダード会員とプレステージ会員しか日本では存在していません。またプライオリティパス自体もクレジットカードを利用して発行している方が大半ですのでスタンダードプラス会員を利用されている方は実は少ないのではないかとも感じられます。

プライオリティパスは空港のラウンジを無料で利用可能なサービスと勘違いされている方もいますが必ずしも無料とは限りません。プレステージ会員が付帯されているクレジットカードであれば無料で利用できますのでどの会員が付帯されているのかは注意しましょう。

■プライオリティパスはスタンダード会員でも良いのか

クレジットカードに付帯されているプライオリティパスには2種類の会員が存在しています。スタンダード会員とプレステージ会員ですね。大半のクレジットカードがプレステージ会員を付帯しているものだと個人的には思っていたのですが、実はプレステージではなくスタンダード会員が付帯されているクレジットカードもそれなりに存在しています。この違いはどの程度の差となるのでしょうか。

プライオリティパスのうちスタンダード会員であれば毎回の利用料金が27米ドル必要となります。あくまでも会員権を得るだけで年会費が必要となり、毎回の利用料金は個別に発生するという考え方なのですね。クレジットカードに付帯されているプライオリティパスがプレステージ会員であるのであれば気にする必要は無いのですが、スタンダード会員であればこの毎回の利用料金を考える必要があります。

しかしここで重要となるのは年間でどの程度プライオリティパスを利用して空港ラウンジを使う機会があるのかということです。基本的にプライオリティパスでもプレステージが付帯されているクレジットカードは年会費が非常に高額なものが多いです。中には5万円を軽く超えるようなものもあるわけですね。こういった高額なクレジットカードを利用されている方は他に意図があって所有されているものだとは思いますが、仮にプライオリティパスを利用することを主な目的としているのであれば年会費が高額なクレジットカードを持ってでもプレステージ会員を取得する必要があるのか考える必要があるでしょう。ここからはクレジットカードの年会費の話に繋がるのですが、年会費12000円で手に入るアメリカン・エキスプレス・カードを利用してスタンダード会員となった場合、空港ラウンジを10回利用しても約40000円にしかなりません。しかし、プライオリティパスが付帯されている三井住友プラチナカードなどの高ステータスのクレジットカードを利用すると年会費だけで50000円以上必要となるわけですね。プレステージ会員が手に入るものの既にアメリカン・エキスプレス・カードで空港ラウンジを10回利用した場合よりも高額な費用を支払っていることになります。

上記のような例を考えてみると、必ずしも高い年会費を支払ってプレステージを手に入る必要は無いこともあるというのが伝わると思います。年間の利用回数を踏まえてプレステージ会員のほうがクレジットカードの年会費を踏まえてもお得になるのかは事前に吟味しておきましょう。

■家族も一緒にプライオリティパスを手に入れる

空港ラウンジを利用するために使えると嬉しいプライオリティパスですが、基本的にはクレジットカードを利用して入会するとそのクレジットカードの契約者本人しかプライオリティパスが発行されません。これではいくら自分が無料で空港ラウンジを利用できるとは言えども、なかなか家族旅行で空港ラウンジを利用することは出来ませんよね(同伴者は利用料金が別途かかります)。

ですが、そんな状況を打開してくれるクレジットカードというものも世の中には存在してます。それはクレジットカードの家族カードを発行することによって家族もプライオリティパスを手に入れることが出来るというものです。クレジットカードの発行が必要となる以上、家族でも18歳以上といった入会条件が付帯されてしまうのはやむを得ないですが、そういったことを踏まえても家族で利用したクレジットカードをご紹介します。

■MUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード
年会費が非常に安く若者でも取得可能なプラチナカードとして有名なこちらのクレジットカードは家族カードでもプライオリティパスの発行に対応しています。しかも家族会員の年会費は1枚目であれば無料となっているなど、まさにプライオリティパスを家族で利用したい方におすすめのクレジットカードと言えるでしょう。
もちろんプラチナカードですのでプライオリティパス以外にも旅行傷害保険などの保険が家族カードまで充実していることも嬉しい特典となっています。年会費は安くともコンシェルジュサービスなどが利用できますし家族旅行のお供に使いやすいクレジットカードでしょう。

■三井住友VISAプラチナカード
銀行系のクレジットカードであってもプライオリティパスの発行に対応しています。こちらはクレジットカード会社大手の三井住友カードが発行するプロパーカードであるため付帯サービスの充実が特徴となっています。やはり提携カードよりもプロパーカードのほうが一般的には内容が充実していたり細かな部分まで対応してくれるなどの安心感があると言われています。そういったプロパーカードの安心感に加えてプライオリティパスの面では家族カードであっても無料で発行が可能であるという充実ぶりが魅力的です。
プロパーカードでなおかつプラチナカードですので年会費が少し高いのは気になるところでしょう。ただ、プラチナカードとしての威力は存分に発揮してくれますので旅行以外にもサービスは家族で活用できるものと言えるのです。

■最も安くプライオリティパスを手に入れる

いくつかの方法でプライオリティパスを手に入れる方法があるのですがどれが一番安く手に入れることが出来るのでしょうか。まず基本的な考えとしてプライオリティパスに直接入会するのではなくクレジットカードの付帯特典として入手するのが安く手に入れるためには重要となります。そのことを踏まえるとクレジットカードの年会費が安いものであればあるほど安くプライオリティパスも手に入ると考えることが出来ますよね。

さて、プライオリティパスが手に入るクレジットカードの中で最も年会費の安いものはどれなのでしょうか。先に結論から言ってしまうと最安のクレジットカードは「楽天プレミアムカード」なんです。楽天カードシリーズの中でゴールドカードに値するこちらのクレジットカードがプライオリティパスを手に入れるために最もお安いクレジットカードとなっているのです。なんとプライオリティパスのプレステージ会員が付帯されているクレジットカードでありながらこちらのクレジットカードでは年会費が10800円に設定されているのですね。ゴールドカードとしては一般的な年会費の価格帯ではありますが、そもそもゴールドカードにプライオリティパスが付帯されているものが少ないですのでかなりお得に手に入ると言えるでしょう。楽天プレミアムカードはポイント還元の面でも優秀ですので利用はしやすいクレジットカードです。

ゴールドカードを含めて最安は楽天プレミアムカードでしたが、ステータス性も考えてプラチナカードを利用するとなると最安のクレジットカードはどれになるのでしょうか。年会費が割引されるサービスのことも踏まえるとプラチナカードで最安となっているのは「MUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード」が最も安く年会費は17000円となっています。割り引きがなければ20000円なのですがこれでもプラチナカードの相場よりも安い年会費となっています。
こちらのクレジットカードはプライオリティパスのプレステージ会員が付帯されているだけではなく、プラチナカードとしてコンシェルジュサービスなどもしっかりと用意されています。また海外で利用するのであれば嬉しい旅行傷害保険や渡航遅延保険といった各種保険も充実していることも嬉しいですね。プライオリティパスに限らずプラチナカードといったステータス性のことも考えて判断するのであれば、こちらのクレジットカードのほうが総合的には安いクレジットカードだとも言えるでしょう。